春王殿、われら生まれ育ちは違えども、死するは同じ時、同じ場所。この竹林で誓いし限りは七生の友垣(ともがき)ぞ。爾(なんじ)が劉備玄徳たりえば、我、結城持朝は関羽雲長ならん 敗れども負けず 作者:涼, 武内 新潮社 Amazon 前節からの続き 永亨十二年…
ひかえよ 臣氏朝(うじとも)!流転の身なれど、父亡き後は、我が鎌倉公方なり。我の眼前にて上座に着するは不忠であろう。気に入らぬなら我の首を刎ね、仇敵義教に差し出すがよかろう。 結城合戦(ゆうきがっせん) その叛乱が、時代に、または、その後の時…
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